参考 URL:①https://the-owner.jp/archives/7498
②https://bdash-marketing.com/marketics/marketing/8527/
SNSの普及と共に活発になっているのが、D2C事業。これまでは、ビジネスやブランドを立ち上げても、直接顧客に売り込む事ができないため、企業や小売店を通して消費者に届けるような売り方が主流でした。
今は、InstagramやYouTubeといった広告にお金をかけなくても、多くの人に見てもらえるツールが豊富にあります。
そんな中で、D2Cは儲からないと悩んでいませんか?
数あるサイトの中から自社の商品やサービスで利益を出すためのポイントがいくつかあります。
実は、売れるためのちゃんとしたプロセスを踏んで行けば利益は出せます。そして、D2C事業で儲かる会社は存在します。
売り上げからコストを引いた分が利益になるので、消費者にダイレクトに販売できる反面、やる事が多いのも確かですが、その分コストを抑える努力をしたり、何を販売したら売れるのか戦略が立てやすかったり、顧客にダイレクトに伝わるような販売促進ができます。
また、SNSが浸透した現代で、Instagramや Facebook、Twitter、YouTubeといった情報発信できるメディアが多く、そこからの集客、販売する形が主軸のブランドも増えました。
多くの人が商品の機能を求めるよりも、その商品を提供した事で得られる体験の豊かさや、ライフスタイルの提案そのものに焦点を当てた商品を販売するようになっています。
その事を踏まえてこの記事ではD2C事業で成功して、M&AでEXITを達成した事業を5選紹介します。
これから、D2Cでブランド立ち上げを検討している人や、どうやったら儲かるのか知りたい人に実際に成功事例を踏まえて解説していきます。
D2CでブランディングをしてM&Aをするには?
参考 URL: https://d2clab.jp/column002/
D2Cでブランディングに成功し、さらにM&Aで売却を成功させるには、3つポイントがあります。
D2Cビジネスで効率良く売り上げを上げるには見込み客を見つけて、リピーターになってもらい、そのリピーターの単価を上げる事が売り上げを伸ばす最善の方法です。
- 見込み客を見つける
- 顧客になってもらう
- 顧客の単価を上げる
これができれば、D2Cビジネスを成功させてM&Aで他社に売却するのも夢ではないでしょう。
D2Cビジネスを始めようと思った時、自分が買い物をする立場になって考えてみましょう。
D2Cで商品やサービスの購入を考えている人は、何かしらの理由があります。実店舗に行く時間がない、他には売っていない物を求めている、他社と検討してできるだけ安く購入したいなど、理由は様々あります。
そこで、自分のサイトに一度訪問してくれたお客様を逃さないためにモニターやサンプルで見込み客を獲得します。
黒字転換期つまり損益分岐点をこのリピーターの単価を上げる事に注力する事で早める事ができます。それには、サブスクなどで定期購入してくれる商品やサービスを展開するのがおすすめです。
それだけではなく、固定客に有効なクロスセルでさらに売り上げアップを狙います。ある程度固定客が付いたら、既存の商品やサービスだけでなく他の商品にも目を向けてもらい客単価を上げて売り上げアップを狙います。既に、リピーターになっているお客様はクロスセルを有効に使えるので、DMやセールなどのお知らせをするといいでしょう。
- モニターやサンプルで見込み客を獲得する
- 固定客のリピート率を上げる事で黒字転換させる
- リピーターに有効なクロスセルを使ってさらに客単価を上げる
このように、根拠に基づいた販売方法をすれば成功する確率は高いです。
実際に、D2C事業を立ち上げて、M&Aを成功させた事例を紹介します。
▼Fun社/JOINT LABEL社✖︎BitStar社
→https://ma-gate.com/fashiru_jointlabel-stk_bitstar/
アパレルD2Cブランドを立ち上げたFun社/JOINT LABEL社の社長は元々インフルエンサーでした。ECサイトの更なる拡大のためクリエイタープロダクション事業を展開するBitStar社とM&Aで融合し、100年後も残るブランドを目指しています。
▼株式会社いつも✖︎合同会社ピースユー
→https://www.tsuhannews.jp/shopblogs/detail/70366
M&Aを積極的にしている株式会社いつもがライブコマース特化アプリを運営するピースユーの持分を100%譲り受け、EC事業の拡大を狙う。
▼forest株式会社✖︎株式会社ヒラケドア
→https://www.forest-inc.jp/press-release/1119/
日本のものづくりブランドを拡大、継続させるためにM&Aを行っているforest株式会社とキャンプ用品ブランドCAMP GREEBを展開する株式会社ヒラケドアの株式を譲渡。お互いのものづくりへの共通の思いがこのような形でビジネスをさらに大きく展開させる狙い。
このように、どんな業界にもD2CのM&Aはあります。
▼forest株式会社✖︎株式会社OVER’s
→https://www.forest-inc.jp/press-release/1149/
日本のものづくりを支えるforest株式会社とスマートフォン用品ブランドガラスザムライを展開する株式会社OVER’sの株式を取得しました。楽天やAmazonなどのショッピングモールでの販売実績が豊富なOVER’sとそれだけではなく、更なるリソースの展開をforestは協力、支援してビジネスを広げて行く狙いです。
▼TSIホールディングス✖︎3ミニッツ
→https://ma-succeed.jp/content/knowledge/post-5921#chapter-2
TSIホールディングスはアパレルの企画・製造・販売・店舗設計・飲食店運営などを展開している持株会社で傘下企業の中にはAVIREX、Schott、nano・universe、NATURAL BEAUTY BASIC、MARGARET HOWELLなどがあります。
3ミニッツは動画WebマガジンやSNSマーケティングが強みでD2CブランドのETRÉ TOKYOは有名インフルエンサーをクリエイティブディレクターに起用しSNSマーケティングで成長してきました。
TSIホールディングスは、幅広い顧客層のニーズに応えるブランドポートフォリオ構築を基本戦略としているため、ETRÉ TOKYOはその戦略の一環でミレニアム世代の顧客獲得とD2Cビジネスの拡大が目的。
まとめ
D2C事業を成功させるには、見込み客が狙える商品やサービスを考え、見込み客から固定客へ引き上げする仕組みを作り、固定客の単価を上げて黒字転換をする。
その後、M&Aでさらなる事業の拡大を狙う。この流れでポイントを抑えればD2C事業で成功も夢ではありません。
参考 URL:https://ma-navigator.com/columns/ma-risk#i
M&Aを実際にする時、買手側の注意点としては、目的を明確にする事、最も重要な事はデューデリジェンスです。いわゆる買収監査で、売手企業のあらゆる情報を詳細に調査して嘘偽りがないか判断します。
そしてPMIを大事にしましょう。買い手側が慎重に判断しないと社内での対立や顧客離れが起きて価値が下がってしまう事もあります。買収価格もよく精査した上でM&Aを行いましょう。
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