今すぐ改善!売上が伸びない社長がやっている10の理由【改善策も紹介】

売上が伸びない社長の悩み
  • 「売上が伸びなくて悩んでいる」
  • 「社長一人で全責任を見ているけど社員がついてこない」
  • 「社員に仕事を任せても途中から口を出して管理してしまう」

ワンマンで全責任を追っている社長ほど会社の売上が伸びないと悩んでいませんか。

本田
実は会社の従業員が少ない会社ほどワンマン経営になり、売上が伸びません。

なぜなら社長1人で仕事ができる範囲は限られており、社長の力量によってある程度売上は伸びますが、それ以上は伸びなくなります。

私は、これまで多くの経営者の方の相談を受けてきましたが多くの経営者から売上や会社に関する相談を受けた経験から、売上が上がり続けている会社と売上が伸び悩んでいる会社には明確な差があると感じていました。

この記事では会社として売上が伸びない理由や売上が伸びない社長が抱えている特徴を10個紹介しています。

社長はもちろん、会社役員の方が記事を読んでいただけたら自社の売上が伸びない原因が分かり解決できるでしょう。

目次

売上が伸びない4つの大きな原因

毎年多くの企業が設立されていますが、会社の存続率は5年で65%、10年で約6%、20年で約0.4%と言われています。

少し前ですが総務省の企業調査でも1999年から年々企業数は減っているというデータが報告されています。出典:中小企業庁

売上が伸びずに経営が苦しくなる企業には以下の4つの共通点があります。

  • 時間の使い方が悪い
  • 人材の成長と確保の意識がない
  • 最新情報の取得と発信をしていない
  • ROIを意識した投資の意思決定をしていない

順番に解説します。

時間の使い方が悪い

1つ目の原因は時間の使い方が悪い点です。職種ごとに業務内容は異なりますが、一番力を入れるべき仕事に力を入れられる環境作りが売上を伸ばすためには必要です。

そのため、営業に力を入れることは企業の存続にとっても重要になり、営業マンが事務作業や資料作成などの仕事で追われていると、本来の新規顧客獲得にかける時間が少なくなるケースもあります。

営業事務職を雇ったり、ITツールを導入しデータを共有するなど事務作業にかける時間を減らせば、新規開拓に時間を費やせるでしょう。

本田
重要な仕事に力を入れられる環境を構築し、時間の使い方を改善できれば売上が伸びる可能性が広がります。

人材の成長と確保の意識がない

2つ目の原因は人材の成長と確保の意識がない点です。

人材の成長とは会社の仕事を通してやりがいや生きがいなどを見つけたり、上司や同僚、顧客とコミュニケーションをとる中で成長を感じることです。

そのためにはある程度、業務に責任を負わせ自分で考えさせる経験が必要です。

会社の環境が悪いと折角育てた優秀な人材も離職しかねません。

社員の状況を見ながら適度に責任がある仕事を与え、仕事の成果と成長を同時に判断できる仕組み作りが成長する企業が成長していくためには必要です。

最新情報の取得と発信をしていない

3つ目の原因は最新情報の取得と発信をしていない点です。今では多くの会社がDX化(デジタルトランスフォーメーション)に取り組み、新しい情報技術の取り組みが進んでいます。

もちろん不要にITツールを導入する必要はありませんが、導入することで業務の効率化がはかれ残業時間の削減や業務効率化に繋がるのであれば検討する必要はあるでしょう。

またTwitterやInstagramなどのSNSやオウンドメディアを活用した会社の商品やサービスの営業方法や採用も取り入れるべき方法の1つです。

従来の客先に訪問する営業方法と連携しながら営業活動をすれば、見込み客の幅が広がり売上向上も見込めるでしょう。

本田
常に新しい情報が飛び交っている情報社会で、自社の商品やサービスや業務内容にあったシステム導入が必要です。

ROIを意識した投資の意思決定をしていない

4つ目はROIを意識した投資の意思決定をしていない点です。ROIとは投資利益率と呼ばれ、その投資でどれだけ利益を出したかをはかる指標です。

ITツールには様々な種類があり、自社にあったものを導入し活用しなければ意味がありません。

例えば使いやすさや他のシステムとの連携など、新しいシステムを導入しても社員の負担が増えては本末転倒です。

また、投資をする際には利益率を考え日々の売上や削減コストから、いつまでに回収するという計画を導入前にしっかり立てることも非常に重要です。

本田
新しいシステムを導入する際はROIを意識し、導入後の計画まで計算すれば大きな失敗はしないでしょう。

社長にありがちな売上が伸びない10の理由

多くの企業では社長が最終的な決定をすることが多いでしょう。

つまり、社長の判断が間違っていれば企業の売上は伸びず、業績が悪化し離職する社員も増える原因になります。

ただ、社長の判断がしっかりしていれば社員のやる気やモチベーションも上がり、売上も右肩上がりになるでしょう。

今回は売上が伸びない社長にありがちな10個の理由を紹介します。もし1つでも当てはまるものがあれば、早めに改善してください。

ミッションと商品の一貫性がない

会社のミッションと自社商品やサービスに一貫性がないのは、売上が伸びない社長がやりがちな行動です。

ミッションとは「会社が果たすべき使命」や「社会にどうやって貢献するか」を示すものであり、会社の商品やサービスと繋がっていることが大事です。

よくミッションは経営理念として掲げられるケースが多く、その理念に共感した人が社員として働くようになるでしょう。

本田

ユニクロで有名なファーストリテイリンググループの経営理念は「服を変え、常識を変え世界を変えていく」です。「ヒートテック」や「エアリズム」など画期的な商品が多く、世界中の人から愛されているブランドに成長しました。

会社のミッションと商品・サービスに一貫性があることは、企業が成長していくためには必要になります。

気分感情や好き嫌いが激しい

社長の人間性として気分や感情、好き嫌いが激しいのは良くありません。

社長は社員や社外と円滑なコミュニケーションをとり会社を成長させる必要があります。

そのためその時の気分や感情で判断すると、企業の売上が伸びる機会を逃したり社員が話しかけ辛い雰囲気となります。

本田
また好き嫌いが激しいと優秀な社員ほど辞めてしまう可能性があるため、ご自身の感情はしっかりとコントロールしてください。

社長のワンマンである

社長がワンマンだと責任の所在が明確だったり、社員が緊張感をもって仕事をするといったメリットもありますが、デメリットも多くあるため気をつけましょう。

そのため社長が全て考えて指示を出すことになり、新規開拓や情報収集といったことに時間を使えません。

会社の規模が小さい場合は良いかもしれませんが、より企業を拡大していくためには社員に仕事を任せることも必要です。

本田
仕事を任せられた社員はやる気が向上し、期待以上の成果を出してくれるでしょう。

売上や成約率などの数字に弱い

会社の売上や成約率などの数字に弱い社長の会社は売上は伸びません。

売上や成約率は毎月変動し、良いときもあれば悪いときもあるため原因の把握が必要です。

売上の数字だけで判断するのではなくあらゆる角度から分析や議論し、計画的な事業戦略を立てれば継続的に売上は向上するでしょう。

ハラスメント気質である

社長がハラスメント気質だったり、社員のハラスメントを容認している場合だと将来的にも売上が増える見込みは厳しいでしょう。

ひと昔前はある程度許容されていた部分もありますが、今ではパワハラやセクハラ、モラハラなど様々なハラスメントがあり特に注意したい内容です。​​

環境の変化に合わせて会社の規則も変化させれば、社員も働きやすくなり売上が伸びる可能性につながります。

言動が一致していない

言動が一致していない社長も社員からの信頼性にかけ、売上が伸びにくくなるでしょう。

発している言葉と実際とっている行動が一致していないと、社員や取引先から不信感を持たれる原因になります。

そのため、自分が発した言葉には責任を持って行動する意識を社内に浸透させれば、客先からの信頼も上がり契約に繋がります。

本田
言っていることよりも行動で示すようにしましょう。

労働環境を気にしない

労働環境を気にせず仕事をさせる社長も売上が伸びにくいでしょう。

昔は残業や休日関係なく仕事をする会社が多かったですが、最近ではホワイト企業やブラック企業など労働環境を重視する社員が増えてきました。

そのため残業時間の制限やみなし残業なども厳しくなってきましたが、社長が意識して変えていかないと変わらない部分でもあります。

本田
会社の労働環境が良くなれば離職率も減り、社内からもアイデアが生まれ売上が伸びる要因になるでしょう。

他の社員に仕事を任せられない

社長が全ての仕事を1人でやってしまい、他の社員に仕事を任せられないのも売上が伸びない原因です。

確かに仕事ができる社長が1人でやった方が決断も早く、仕事のミスが減る可能性がありますが1人でできる仕事には限界があります。

そのためある程度売上は伸びますが、社長のキャパを超えると売上が伸びなくなるでしょう。

本田
業務を仕組み化したり、仕事を他の社員に任せたりして分散すれば仕事の幅が広がり、売上も伸びる可能性があります。

社内の共通ルールを作らない

社内の共通ルールを作っていない場合も売上が伸びない原因になります。

例えば出張旅費や経費など個人の判断に任せた際はどこまで含めるかで金額が変わって来るでしょう。

売上が増えても支出が増えたら会社としての利益は出ませんので、支出の見直しも必要です。

本田
社内共通のルールを作れば経費清算する際の時間も短縮できます。

最新情報にうとい

社長が業界やシステムの最新情報にうといのも問題です。

会社が売上を上げるためには、時代にあった商品やサービスを提供する必要があり、情報には常にアンテナを張っておくことが大事です。

最新情報に疎ければ同業他社との競争に負けるケースや提携先との関係が終了する場合もあります。

本田
世の中の情報に敏感になり、企業の体勢と照らし合わせて改善すれば社員も働きやすくなり売上も向上するでしょう。

これから社長が取るべき改善策

ここまで売上が伸びない社長の原因を10個紹介しました。

当てはまっているものがあれば早急に改善した方が良いですが、何から手を付けて良いか悩んでいる方もいるでしょう。

今回は今すぐとるべき改善策を3つ紹介します。

  • 労働環境を整え社内の雰囲気を良くする
  • DXやITツールを導入し情報を一元化する
  • あらゆる角度から分析し数字で会話する

順番に解説します。

労働環境を整え社内の雰囲気を良くする

改善策の1つ目は会社の労働環境を整え社内の雰囲気を良くすることです。長時間残業やサービス残業などが発生している際はすぐに改善しましょう。

在宅勤務やリモートワークなどを積極的に活用し、主婦や子育て中の方でも働きやすい環境構築ができれば、育児が落ち着いた後も仕事がしやすくなります。

本田
余裕があれば社内で交流する場を定期的に設けて、仕事以外でも社員同士が自由にコミュニケーションを取れる雰囲気を作ってください。
例えば社内イベントや社内報、サンキューカードといったものを活用し様々な社員にスポットが当たる組織作りを目指しましょう。

労働環境が変われば社員のやる気やモチベーションも上がり、売上が伸びるでしょう。

DXやITツールを導入し情報を一元化する

改善策の2つ目はDX推進やITツールを導入し情報を一元化して業務効率をあげることです。

まずは現状の業務を把握し、課題や時間がかかっている点を抽出してください。

その後、業務にあったITツールを検討・導入し業務時間の削減や作業効率化がされているか経過観察し、必要であれば改善していきます。

本田
最初からメインシステムを変更するのではなく、全体像を構成し優先順位が高い業務からシステムを導入する方が良いでしょう。

例えば各プロジェクトの進捗管理をシステムを利用して可視化すれば、リアルタイムで修正できるため定例会議もより充実した内容になります。

また若手の業務も把握できるため、今まで見えていなかった細かい部分も教育でき社員の成長にもつながります。

DXやITツールを活かして効果的に情報共有しましょう。

あらゆる角度から分析し数字で会話する

改善策の3つ目は蓄積したデータを様々な角度から分析し、数字での会話を意識することです。蓄積したデータも活用しなければ意味がありません。

本田
例えば顧客情報や会社規模、時期などから営業のアプローチ方法も電話が良いかSNSで発信した方が良いか、オウンドメディアを立ち上げてリストを配信し、メルマガを活用して情報発信をしても良いでしょう。

また仕事の工数表を作成し、どの部分に時間がかかっているかを可視化し、見やすくするのも早期改善につながります。

工数がかかっていても売上に直結していなければ事業の継続を検討する必要があるかもしれません。

判断するためには数字を交えた会話ができれば、早急な改善が見込めるでしょう。

まとめ

今回は売上が伸びない社長がやっている10個の理由に関して紹介しました。10個の内、当てはまる項目があれば早急に改善してください。

特に言動を一致させることや共通ルールを設けることはすぐに取り掛かれる内容です。

本田
1度に全てをやろうとしたら大変ですので、計画的に実施したり必要であれば専門家に相談しながら進めてください。

当社でも相談を承っていますのでお気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

1989年生まれ。福島県出身。WS INTERNATIONAL株式会社・代表取締役CEO。クレバー事業・最高責任者。マーケター。戦略家。セールスコピーライター。ダイレクトレスポンスマーケティングを駆使して広告費ROI 1000%を生み出すなど数々の新規事業立ち上げ、200社以上のリブランディング等のマーケティング支援経験が持つ。

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